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発酵スコーンもおいしい

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パン焼きハマってから大好きなスコーンも発酵タイプをいくつか試したんですが、どれも好みに合わなくって。
安易な私は
「やはりスコーンはBPに限る」
を信条にしていたのです。

が、性根の諦めの悪さが顔をのぞかせました。
新しいレシピをイースト使用と中種使用の両方で探してたのですが、高橋雅子さんの長時間発酵微量イーストに行き着き、やっと気が付きました。

自分好みのレシピで作ればいいんだ!

と。(遅い)
日本でいう「スコーン」って、材料も味もシンプルな伝統イングリッシュスコーンと、甘みも副材料もたっぷりリッチなアメリカンスコーンの両方があるんですよね。
いや、イングリッシュスコーンもドライフルーツやハーブにベーコン入るタイプもありますけど、基本的にはジャムとクリームをセットでいただくもの。
対して、アメリカンスコーンは単独でコーヒーのお供になるもの。

アメリカでイングリッシュスコーンを指す場合はホットビスケットって呼びます。
アメリカンタイプはそれはそれで好きですが、私が求めるのはトラディッショナルでイングリッシュな方。
さらに、イングリッシュスコーンも卵の入るタイプ、強力粉使用タイプとまた多彩にレシピがあります。
私の好みは、卵の入らない甘みも薄いタイプ。

好みに合う美味しいスコーンあるかなって数年色々なレシピを試したりもしてましたが、結局のところ一番最初に食べたスコーンが一番私の好みだと理解したのが3年位前。
原始体験の刷り込みかもしれませんが。
そこまでわかってたのに、レシピ見てどちらのタイプか判断してませんでした。

そりゃ食べたらガッカリするよね!!

紅茶でも似たような回り道をしてスタートに戻ってきた経験があるので、どこまで経験からしか学べない愚者なんだろう、私。

そんなわけで、お気に入りレシピを弄って種配合。
ちょっとイッてる状態に近かったので、配合控えめ。
風味の誤魔化しも兼ねて全粒粉入りにしてみました。

【材料】
●種 40g
●牛乳 105g
□薄力粉 140g
□全粒粉 35g
□パン用マーガリン 53g ←失敗の保険でケチった。バターでOK。液体オイルなら40gで。
砂糖 大さじ1(10g)

【作り方】●を混ぜて種をのばし溶かす。
□の粉類を合わせたところにマーガリンを混ぜてrub-in。パラパラのパン粉状にする。
お砂糖も加えて混ぜ合わせたところに、●の液類を加えてさっと混ぜたら10分置く。
生地をひとまとめにして、厚さ2cmくらいに伸ばす。
ポリ袋に入れて冷蔵庫(野菜室)へ。
発酵スコーンもおいしい_f0345298_16525108.jpg
翌日、復温も二次発酵もなしで焼き上げたのがコチラ。
包丁に粉付け忘れてカット面ちょっと触っちゃった…。
けど、一応狼の口開いてますな。
二次発酵したらどうなるのか、明日残りの生地で試してみまーす。

by mznw | 2017-02-20 08:02 | お菓子
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